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平成30年3月高砂市議会定例会
施政方針・提案内容の概要説明

1.はじめに

 陽ざしに春の気配を感じる季節になりました。まぶしく輝く海を見ると、昔、寒い冬が終わり、松右衛門帆に風を受ける北前船が、颯爽と海を滑るように走る姿と、平成30年度の高砂市の活力が重なる思いがします。

本日ここに、3月定例市議会を開催いたしましたところ、議員の皆様にはご出席を賜り、誠にありがとうございます。

平成30年度の施政方針及び提案内容の説明に先立ちまして、一言申し上げます。 

平成23年に発生した水害を教訓に、市の最重要課題として取り組んでまいりました浸水対策について検証し、計画の見直しを行いました。平成23年12号台風と同規模の条件で検証した結果、これまでの取組で床上浸水は解消できていることを確認いたしました。次の5年間は、床下浸水の解消に向けて、引き続き浸水対策に取り組んでまいります。 

20年間で公共施設の総延床面積を15%縮減するとの、公共施設等総合管理計画の数値目標を達成するために、施設ごとの方向性を案としてまとめました。今年度から平成31年度の2年間で、市民説明会等を通じてご意見を伺い、個別計画を作成いたします。 

国民健康保険制度は、国民皆保険制度の基盤の強化を目指し、平成30年度から市と県による共同運営を開始します。今までどおり保険料の決定、資格の管理等は市が行いますが、県が財政運営に加わることにより、規模のメリットを享受することができ、安定的な国保制度の運営に資すると考えております。

なお、保険料率については、県が目指す統一保険料の観点から示した標準保険料率を基に、平成23年度以降メニュー化した法定外繰り入れの考え方を整理したうえで、福祉医療波及分を繰り入れ算定しております。

今後も、国・県とともに安定的で持続可能な国保制度となるよう、市として適切な取組と役割を果たしてまいります。 

現行の、子ども子育て支援事業計画とひとり親家庭等自立促進計画に、新たに若者支援計画を追加し、生まれる前から、子ども、若者まで、ライフステージのニーズに応じた切れ目のない支援を目指して計画を一本化し、「子ども・子育て・若者支援プラン」を策定しました。この計画の基本理念である、子どもの健やかな成長と若者の自立を支え、安心して暮らせるまちを目指し、各施策を進めてまいります。 

幼児教育・保育の無償化につきましては、市単独での実施は見送り、国の方針に沿って実施することとします。 

懸案事項であるアスパ公園問題につきましては、公園整備に向けた協議が残っていることから、市有地の使用貸付期間を20年から30年に変更しました。引き続き、関係事業者と解決に向けた協議を行ってまいります。

 旧教育センター跡地につきましては、関係者とも協議を行い、整備について検討を重ねてまいりました。一定の方向性がまとまりましたので、本会期中に報告をさせていただきたいと思っております。 

1月30日に、高砂市職員互助会問題対応検討委員会から答申を受けました職員互助会問題につきましては、現在、今後の市の対応を検討しているところであります。会員及び元会員への説明等を行い、市民の理解が得られる対応方針をまとめてまいります。 

それでは、平成30年度の予算案を始め、諸議案をご審議いただくにあたり、私の市政運営に対する所信の一端と、主要な施策の概要をご説明申し上げ、市民の皆様並びに議員の皆様のご理解を賜りたいと存じます。 

2.現状認識

まず現状認識といたしまして、本市を取り巻く状況について申し上げます。

国における平成30年度地方財政計画においては、その規模は86.9兆円であり、前年度比0.3兆円の増となっております。また、一般財源総額は60.3兆円であり、前年度とほぼ同額が確保されております。

内訳として、地方交付税においては、地方税収の増加予測により、また、臨時財政対策債においては、地方財政の健全化を図る観点から、それぞれ前年度から減少となっております。

本市の財政状況に目を向けると、扶助費等の社会保障費の増加に加え、浸水対策事業、広域ごみ処理施設建設事業、新庁舎建設事業、中学校給食事業などの大型事業が本格的に始動してまいります。その中で、市債の残高は増加する見込みであり、将来の財政運営における公債費の負担は重くなると認識しております。

これらの現状認識を踏まえ、平成30年度は、市民の皆様が夢と希望を持てる「生活文化都市高砂」の実現に向けて、第4次高砂市総合計画後期基本計画とたかさご未来総合戦略に基づき、高砂市が将来にわたって持続的に発展できるよう、本市の成長につながる取組については強い意志をもち、積極的に事業を展開するとともに、堅実で安定した運営に引き続き取り組んでまいります。

3.平成29年度を振り返って

 昨年、実施した市民満足度調査において、高砂市に愛着・親しみを持っている人の割合と、住み続けたいと思う人の割合がそれぞれ約78%、住みよいと感じている人の割合が約72%との結果でありました。平成27年度と比べ、いずれも上昇しました。今後はこの割合がさらに上がるよう、取り組んでまいります。

「安全・安心なまちづくり」として、浸水対策事業については、中島ポンプ場、松村橋が完成し、3月に間の川ポンプ場も完成を迎えます。その他雨水ポンプ場の長寿命化工事を実施しました。

また、北浜町牛谷の急傾斜地において、落石防止工事を実施しました。

防災対策については、災害の情報収集に資するドローンの運用や避難情報等を提供するスマートフォン用アプリについて、民間事業者との災害協定を結びました。

介護予防日常生活支援総合事業については、自立支援に向けた対策を推進するとともに、認知症対策や在宅医療・介護連携を整備するなど、地域包括ケアシステムの充実に取り組みました。

 「元気なまちの創出」として、本市の南北を結ぶ主要な幹線である都市計画道路沖浜平津線が、昨年12月に全線開通しました。

小松原地区の土地区画整理事業において、道路及び公園の新設工事を実施しました。

JR曽根駅周辺整備事業において、ボトルネックとなっておりました南池・時光寺準幹線道路の整備が完了しました。

市内全域の道路、橋りょうの点検調査を行うとともに、補修工事を実施しました。

地域活性化及び各種プロモーション事業を行う高砂市観光交流ビューローの発足と事業の推進を支援しました。

文化を活用したまちづくりを引き続き推進するため「文化振興基本方針」を改訂しました。

昨年策定した「史跡石の宝殿及び竜山石採石遺跡保存活用計画」に基づき、整備の基本方針を示す「史跡整備計画」を本年3月に策定いたします。

また、健康増進の取組については、にこにこポイント制度に、いきいき百歳体操や新しく開始した健康チャレンジポイント制度を追加しました。 

「まちの魅力アップ」として、次代を担う子どもたちのため、子どもたちとその保護者に対しての環境整備に取り組みました。

妊娠期から子育て期までをサポートできるよう、文化保健センターに子育て世代包括支援センターを設置しました。

3歳児教育については、公立のすべての認定こども園及び保育園において実施しました。

複雑化する児童生徒の問題に対応するため、スクールソーシャルワーカーを学校に配置し、教育支援体制の充実に取り組みました。

中学校給食については、平成31年度中の全校実施に向け、給食センターや中学校の配膳室の設計事務を行いました。 

「人口減少の抑制」として、子どもたちへの支援と、子育て世代及び若者世代に対する施策並びに男女共同参画・女性活躍の推進に、移住・定住施策を加え、これらを包括的・効果的に進めるための組織として、こども未来部を創設しました。

人口流出を少しでも抑制するためには、現在住んでおられる方の満足度を高めることが重要と考え、「たかさご未来総合戦略」に基づき、取組を進めました。特に若い世代に住んでいただけるよう、新築住宅への補助制度も創設しました。

また、女性活躍施策については、女性活躍推進会議を新たに設置し、様々な立場からご意見を伺いました。元厚生労働事務次官の村木厚子氏をお迎えして女性活躍推進講演会を行ったほか、新たな試みとして女性対象の地元企業や福祉介護事業所及び市内民間こども園等の就業相談会を開催しました。 

「人口減少に応じたまちづくり、未来につなげるまちづくり」として、戦略的な自治体経営を目指し、行政経営プランを推進しました。

空き家等対策について、本市においても増加傾向にある空き家への対策を総合的かつ計画に実施するため、「空家等対策計画」の策定に取り組みました。

人口減少・少子高齢化などの多様な課題の解決に資するため、知的資産と人材を有する大学等との連携について、兵庫大学・兵庫大学短期大学部、明石工業高等専門学校、兵庫県立大学と協定を締結しました。審議会等への教授や学生の参画、インターンシップの受け入れなど、連携事業を実施しました。

また、ごみ処理の広域化については、本市での新施設建設に向け、現施設の解体工事に着手しました。今後とも加古川市、稲美町、播磨町と協議しながら、着実に事業を推進してまいります。

4.平成30年の運営テーマ

平成30年の運営テーマを、明らかにする、(まこと)にするという意味の「亮」としました。本市の課題や将来の姿を明らかにし、その解決と達成のため、誠実に対応し、将来世代を含めた市民のくらしと安全・安心を守る、市民満足度の高い、新しい高砂を創ってまいります。

また、予算編成につきましては、平成30年度から平成34年度までの5年間を「戦略的健全財政運営期間」と位置づけ、大型事業の実施が居並ぶなか、中長期的な視点での財政分析を実施するなど、戦略的に取り組むことを旨としました。

5.平成30年度予算の概要

まず、歳入において、市税につきましては、前年度当初予算額に比べ2億800万円の増額を見込んでおります。

また、普通地方交付税につきましては、前年度当初予算額に比べ1億1,000万円減の11億2,000万円を計上しております。

一方、歳出においては、昨年から引き続き、「安全・安心なまちづくり」、「人口減少の抑制」、「『まち』の魅力アップ」、「元気な『まち』の創出」、「人口減少に応じたまちづくり」、の5つのテーマを設け、重点化を図っております。

今回提案いたしております平成30年度一般会計予算案は、336億7,263万円、また、特別会計4会計で200億1,708万6千円、企業会計4会計で184億9,948万1千円、全会計を合わせまして総額721億8,919万7千円であります。

6.平成30年度の重点施策説明

「生活文化都市高砂」の実現に向けて、福祉力、教育力、安全力、文化力、活力の5つの力を総合的に高めることを旨とし、各種計画及び戦略等を着実に推進してまいります。

それでは、説明については、本市の課題である人口減少・少子高齢化に対応しながら、今後の成長につながる取組を推進するために設定した、5つのテーマに基づき施策を申し上げます。

(1)安全・安心なまちづくり

浸水対策については、昨年12月に見直した浸水対策計画に基づき、松村川護岸改修工事、松村川排水機場建設工事、雨水ポンプ施設の建設及び雨水管渠などの整備を実施します。

ため池については、定期点検や耐震調査を進めるとともに、改修事業を実施します。

災害に強い市を目指し、災害の抑制に加え、減災と復興政策の考え方を取り入れるため、連携協定を締結している兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科に職員を入学させ、人材の育成を進めてまいります。

新庁舎建設については、先行工事を実施し、今年秋に、分庁舎の建設工事に着手する予定としています。工事を実施する際には、来庁者の皆様にご不便をかけることのないよう最大限に配慮してまいります。

市営住宅については、「市営住宅再生マスタープラン」に基づき、木造の市営住宅にお住まいの方に、新しく完成した中筋住宅などへ移転していただくとともに、空き家となった木造住宅について、解体工事を実施します。

橋りょうについては、対象となる橋りょうの補修設計、補修工事と長寿命化計画の見直しを行います。また、高砂大橋については、引き続き耐震補修工事を行います。

宝殿駅自由通路については、耐震補強詳細設計に基づき、耐震化工事を実施します。

消防・救急体制については、救命率の向上を図るために救急救命士、認定救命士、指導救命士を養成するなど、知識と技術の向上に努めてまいります。

消火栓の維持・管理については、引き続き水量、水圧調査を実施し、支障がある消火栓は更新し、迅速かつ的確な消火活動ができるよう整備を行います。

防犯対策として防犯カメラを各こども園、荒井保育園、荒井幼稚園、高砂児童学園、北部子育て支援センターに設置します。

また、高砂青松ロータリークラブと(たか)()利夫(としお)氏からそれぞれ、市内小学校の児童を対象として、犯罪などから自分の身を守るための防犯ブザーを寄贈いただくことになりました。全児童に配布し、来年度以降は新一年生への配付とします。

総合運動公園において、視覚障がいのある人に円滑に通行いただけるよう、視覚障がい者誘導用標示の補修工事を行います。

福祉施策については、昨年度に策定した「第3期地域福祉計画」、「第7期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画」、「第5期障害福祉計画兼第1期障害児福祉計画」に基づき、誰もが住み慣れた地域で安心して健やかで自立した生活が送れるよう、施策を推進してまいります。

子ども食堂については、昨年度は子ども食堂の周知のため、きっず・きっちんネットワークにより各小学校区10箇所において試験的に実施していただきました。子どもたちが地域において安心して健やかに育つ居場所をつくるため、ご尽力いただいている運営団体等への支援を、引き続き行ってまいります。

また、高齢の一人暮らしで身寄りがなく、生活にゆとりがない方の、亡くなられた後の心配や不安を軽減するため、民間事業者と連携し、エンディングサポート事業に取り組みます。

(2)人口減少の抑制

若者も高齢者も、女性も男性も、誰もが社会に参画し、それぞれが生きがいを感じ、地域で活躍できる場づくりを進めるとともに、若い世代の流入と定住につながるよう、若者の結婚、妊娠、出産、子育てへの切れ目のない支援を行ってまいります。

女性活躍推進事業として、働く女性、働きたい女性のための講演会やハローワーク等と連携した就職面接会などを開催し、女性活躍につながる取組を進めてまいります。

若者支援事業として、新たに策定した「若者支援計画」に基づき、若者のための相談窓口をまとめたパンフレットを作成し、周知に努めます。

母子保健事業として、妊娠期における負担軽減のため、妊婦健康診査への助成の拡充と、出産・退院後に、安心して生活ができるよう、きめ細かい心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業を実施します。

高砂への移住・定住を促進するため、住みやすさのアピールを継続するとともに、若い世代に向けた新婚世帯家賃補助、新築住宅取得奨励金を継続して実施いたします。

昨年度策定した「広報戦略」に基づき、「みんなが市の魅力を語れるまち」を目指し、市の情報を発信できる取組みを進めてまいります。

(3)「まち」の魅力アップ

梅井保育園については、平成31年度の認定こども園への移行に向け、曽根保育園と幼稚園及び米田保育園と幼稚園については、平成32年度の認定こども園への移行に向け、整備を進めてまいります。

荒井幼稚園については、認定こども園に向けた課題に取り組むと共に、空調設備を導入します。

高砂小・中学校での施設隣接型小中一貫教育で得られたことを活かし、全市的に小中一貫教育を導入します。

また、授業の充実及び補充学習、並びに中学生の「ノー部活デー」を推進し、家庭での学習習慣の定着を図ることにより、学力向上に向けた取組を強化します。

中学校給食の全校実施に向けて、学校給食センターの建設工事に着手するとともに、5つの中学校において配膳室棟を建設します。

環境学習啓発推進事業では、体験型の環境学習を株式会社カネカ高砂工業所からの指定寄附により実施します。

水道事業では、安全・安心な水道水の供給に努め、更新計画に基づき、老朽化施設の更新や配水管の耐震化を実施し、災害に強い水道施設にしてまいります。

また、3月に策定する「水道事業ビジョン」に基づき、水道事業経営について市民の皆様に理解を深めていただくよう努めてまいります。

下水道事業では、快適な生活環境を確保し、公共水域の水質を保全するための汚水整備、浸水被害防止のための雨水対策を実施し、施設の長寿命化工事を行いながら計画的な更新を行います。

病院事業については、地域医療支援病院の承認を受け、地域の中核としての一層の医療連携と、新改革プランの実施による経営改善に取り組んでまいります。

(4)元気な「まち」の創出

市民の皆様の日常生活を支える都市機能の利便性と快適性を向上させる取組を進めてまいります。

また、産業や観光の振興を促進し、さらに将来の発展、賑わいの実現のため、まちを変える大規模事業に着手し、元気なまちを創出してまいります。

道路整備では、点検調査結果に基づき、幹線及び準幹線道路並びに一般市道について補修工事を行うとともに、北脇・牛谷準幹線道路において擁壁補修工事を、宮前幹線道路において擁壁補修工事とボックスカルバート補修工事を実施し、北浜隧道において定期点検を行います。

JR曽根駅周辺整備事業については、駅前北広場の整備に必要な用地取得の協議を進めてまいります。

播磨臨海地域道路については、都市計画の計画段階評価の後に必要となる、将来の交通量について、調査を実施します。

山陽電気鉄道の連続立体交差事業について、可能性調査要望の資料となる調査等に、兵庫県とともに着手します。

山電高砂駅南周辺整備事業について、平成31年度に高砂駅前広場整備の基本計画を策定することを目指しております。今年度には、地域の皆様と協議しながら基本構想図を作成します。

本年3月に整備が完了する工楽家旧宅などの南堀川周辺旧跡を活用し、高砂市の魅力ある歴史文化に対する市民の理解を深めてまいります。

また、周辺整備道路や標識の整備を、引き続き実施します。

史跡整備事業では、「史跡石の宝殿及び竜山石採石遺跡整備計画」に基づき、史跡の所有者とともに整備を行います。 

(5)人口減少に応じたまちづくり(未来につながる「まちづくり」)

人口の減少と少子高齢化が進む本市の課題を認識し、来たるべき将来に対応できる、持続可能な地域社会の実現に向けたまちづくりに取り組むため、行政経営の効率化を推進してまいります。

将来の土地利用を示す「立地適正化計画」は、昨年度実施した実態調査に続き、今年度は居住誘導区域を設定し、平成31年度の策定を目指し、取り組んでまいります。

空き家対策については、「空家等対策計画」に基づき、空き家の活用と老朽危険空き家の除去を支援し、良好な居住環境の実現を図ってまいります。

実効性の高い「個別施設計画」の基礎とするため、公共施設の劣化状況評価とともに、目標耐用年数、長寿命化対象の基準の設定や保全コストの算出及び財政の平準化を図る「公共施設保全計画」の策定に着手します。

稲美町、播磨町とともに加古川市へ委託している夜間急病センターの老朽化と、輪番制で実施している休日昼間の診療体制における医師の不足と高齢化に対応するため、東播臨海広域行政協議会において定点化の実施に向けた取組を進めます。

広域ごみ処理施設建設工事については、引き続き現施設の解体工事を実施します。新施設の建設工事期間及び稼働開始後の環境保全のため、新施設周辺の道路整備及び梅井東交差点での安全確認カメラの設置などを実施します。

また、ごみ減量化対策として、小型電子機器などを再資源化するため、公共施設及び協力店舗に設置した拠点回収ボックスや、本市のごみの分別がホームページで簡単に検索できる「ごみ分別辞典」の利用を促進するとともに、生ごみ処理機の購入助成など、ごみの減量化及び再資源化に引き続き取り組んでまいります。

7.提出議案

(1)平成30年度関係

本定例市議会には、先ほどご説明しました予算議案9件を始め、事件議案3件、条例議案20件を提案しております。

まず、事件議案であります。

高議第2号及び高議第3号につきましては、市道路線を認定及び変更することについて同意を求めるものであります。

高議第4号につきましては、高砂市と加古川市との間における夜間急病医療事務の事務委託に関する規約において、加古川夜間急病センターの移転に併せ、休日昼間の一次救急医療事務を同一施設で実施するため、必要な変更をすることについて議決を求めるものであります。

次に、条例議案であります。

高議第5号及び第6号につきましては、高砂市職員の給与に関する条例及び高砂市企業職員の給与に関する条例において、管理職員特別勤務手当を創設することについて、必要な改正を行うものであります。

高議第7号につきましては、高砂市国民健康保険条例において、「国民健康保険法施行令」の一部改正に伴い、保険料その他必要な事項について改正を行うともに、賦課限度額と保険料の減額対象世帯かどうかの判定に用いられる所得を、それぞれ見直すことについて、必要な改正を行うものであります。

高議第8号につきましては、高砂市後期高齢者医療に関する条例において、「高齢者の医療の確保に関する法律」の一部が改正されたことに伴い、住所地特例の適用を受けている国民健康保険の被保険者が従前の住所地の後期高齢者医療広域連合の被保険者となることについて、必要な改正を行うものであります。

高議第9号につきましては、高砂市立高砂児童学園条例において、「児童福祉法」並びに「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」の一部改正に伴い、これらの法律の引用条文を改めるものであります。

高議第10号につきましては、高砂市手数料条例において、指定居宅介護支援事業者及び介護予防・日常生活支援総合事業に係る指定事業者の指定及び指定の更新の申請に対する審査に係る事務の手数料を定めることについて、必要な改正を行うものであります。

高議第11号につきましては、高砂市介護保険条例において、「第7期介護保険事業計画」に基づき、平成30年度から平成32年度までの第1号被保険者の介護保険料を改定するとともに、罰則規定の対象範囲を拡大すること等について、必要な改正を行うものであります。

高議第12号及び高議第13号につきましては、高砂市指定地域密着型サービスの事業に関する基準等を定める条例及び高砂市指定地域密着型介護予防サービスの事業に関する基準等を定める条例において、国の基準の一部改正に準じ、「介護医療院」に関する事項等を追加することについて、必要な改正を行うものであります。

高議第14号につきましては、高砂市市営住宅条例において、末広住宅の設置戸数の変更に伴い、必要な改正を行うものであります。

高議第15号につきましては、高砂市都市公園条例において、米田多目的広場を都市公園として位置づけること及び小松原4丁目の公園2箇所の供用を開始することについて、並びに「都市公園法施行令」の一部改正に伴い、必要な改正を行うものであります。

高議第16号につきましては、高砂市モーテル類似施設の建築等の規制に関する条例において、「旅館業法」の一部改正に伴い、必要な改正を行うものであります。

高議第17号につきましては、高砂市建築手数料条例において、「建築基準法」の一部改正に伴い、田園住居地域における建築等許可申請手数料を追加することについて、必要な改正を行うものであります。

高議第18号につきましては、高砂市環境保全条例において、「建築基準法」の一部改正に伴い、引用条文を改めるものであります。

高議第19号につきましては、東播都市計画下水道高砂市公共下水道事業受益者負担に関する条例において、下水道事業計画区域内となった市街化調整区域の受益者負担金を新たに定めることについて、必要な改正を行うものであります。

高議第20号につきましては、公共下水道事業計画区域外からの公共下水道への接続に対して分担金を徴収する、高砂市公共下水道事業区域外流入分担金徴収条例を制定するものであります。

高議第21号及び高議第22号につきましては、高砂市消防団員等公務災害補償条例及び高砂市消防手数料条例において、政令の一部改正に伴い、必要な改正を行うものであります。

高議第23号につきましては、高砂市火災予防条例において、不特定多数の者が出入りする防火対象物を利用しようとする者の、防火安全性の判断に資するため、消防法令の重大な違反内容等の公表制度を導入することについて、必要な改正を行うものであります。

高議第24号につきましては、本市の歴史及び文化に対する理解を深め、高砂堀川地区の歴史的景観の保存及び活用による市の活性化を図るため、高砂市南堀川周辺旧跡条例を制定するものであります。

(2)平成29年度関係

平成29年度関係としましては、予算議案8件を提案しております。

一般会計におきまして、主なものについてご説明します。

総務費では、戸籍住民基本台帳事業におきまして、個人番号カード等への旧姓併記に伴うシステム改修のうち、一部システムについて年度内での完了が困難であるため、繰越明許費をお願いしております。

民生費では、障害者自立支援事業におきまして、利用者数の増加により、扶助費の増額補正をお願いしております。

児童健全育成事業におきまして、子ども・子育て支援システム改修に必要な委託料を計上しております。

子ども・子育て支援事業におきまして、病児保育事業及び民間園での延長保育事業について、利用者数及び補助単価の増加に伴い、補助金の増額補正をお願いしております。

衛生費では、病院事業におきまして、医師の変動、近隣に大規模病院が開設された影響等による収益減少に伴い、年度末において資金不足が見込まれることから、補てんのための病院事業会計繰出金を計上しております。

農林水産業費では、ため池改修事業におきまして、県事業である阿弥陀大池及び市ノ池整備事業について、補助金を有効に活用するため、平成30年度予定の工事を前倒しして実施することに伴う負担金の増額補正をお願いしております。

商工費では、北前船日本遺産推進協議会加入事業におきまして、日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の追加認定を目指し、北前船日本遺産推進協議会に参加するための負担金を計上しております。

土木費では、小松原地区整備事業におきまして、事業費の精査をするとともに細街路拡幅工事等について、関連工事及び関係機関との協議に時間を要したため、繰越明許費をお願いしております。

JR曽根駅周辺整備事業におきまして、JR曽根駅前広場整備の詳細設計に取り組んでおりますが、エレベーター設置については、関係機関との協議に時間を要していることから、予算を取り下げるものです。この件については、引き続きアクセス改善のために協議と検討を重ねてまいります。また、駅前広場詳細設計については、年度内での完了が困難なため、繰越明許費をお願いしております。

橋りょう耐震化事業におきまして、事業費の精査をするとともに、高砂大橋耐震補修に対する大規模修繕・更新事業補助金を有効に活用するため、工事費の執行残額について、繰越明許費をお願いしております。

河川改良事業におきまして、事業費の精査をするとともに、鹿島川・松村川治水対策整備の一部について年度内での完了が困難であるため、繰越明許費をお願いしております。

都市計画費では、小松原地区整備事業におきまして、年度内での完了が困難であるため、区画整理事業補助金と事後評価業務委託について、繰越明許費をお願いしております。

教育費では、小学校施設建設事業及び中学校施設建設事業におきまして、伊保小学校、伊保南小学校及び松陽中学校の、職員・来庁者用便所の大規模改造工事に要する工事請負費を計上しておりますが、年度内での執行が困難であるため、繰越明許費をお願いしております。

学校給食センター建設事業におきまして、給食センター建設に要する経費を計上しておりますが、年度内での執行が困難であるため、繰越明許費をお願いするとともに、併せて債務負担行為をお願いしております。

介護保険事業特別会計では、介護サービス給付事業及び地域密着型介護サービス給付事業等におきまして、サービスの利用者数及び利用回数が増えたことから、給付費の増額補正をお願いしております。

後期高齢者医療事業特別会計では、後期高齢者医療広域連合納付金の額の確定に伴い、負担金の増額補正をお願いしております。

広域ごみ処理事業特別会計では、広域ごみ処理施設周辺整備事業におきまして、年度内での完了が困難なため、繰越明許費をお願いしております。

その他、各会計におきまして年度末での精査が主なものとなっております。

8.その他

なお、本会期中におきまして、条例議案として、高砂市指定居宅介護支援等の事業に関する基準等を定める条例を定めることについて、高砂市市税条例の一部を改正する条例を定めることについて、新築の住宅等に対して課する固定資産税軽減に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、高砂市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについて、

人事案件として、固定資産評価審査委員会委員の選任同意について、教育委員会委員の任命同意について、追加提案を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。 

9.むすび 

以上が平成30年度市政運営にあたっての私の考え方及び主要な施策の概要であります。

審議に際しましては、各担当からより詳しく説明いたしますので、よろしくご審議いただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。

 

これまでの施政方針・提案内容の概要説明

平成30年度施政方針・提案内容の概要説明 [493KB pdfファイル] 

平成29年度施政方針・提案内容の概要説明 [495KB pdfファイル]

平成28年度施政方針・提案内容の概要説明 [581KB pdfファイル]

平成27年度施政方針・提案内容の概要説明 [565KB pdfファイル]

平成26年度施政方針・提案内容の概要説明 [503KB pdfファイル]

平成25年度施政方針・提案内容の概要説明 [506KB pdfファイル]

 

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