謡曲にうたわれ、相生の松で知られた海岸線も今は臨海工業地帯を形成しています。

 地形的には、北部の山岳地帯を除いては全体的に平坦地で、播磨灘に向かってゆるやかに傾斜し、海岸部でゼロメートル地帯をかかえています。

 一級河川加古川の右岸に開けた沖積平野で、地下水位が高く、地質は軟弱で砂質シルト及びシルト層が、地表面下10メートルから15メートルまで層状に分布し、その下は支持地盤であるが洪積層です。

 

高砂市の下水道の特色としては

処理区は4箇所

 高砂市は、3,440ヘクタールの比較的小さな面積の市ですが、新幹線以南は単独公共下水道として【高砂処理区】【伊保処理区】【北浜処理区】の3つの処理区があり、新幹線以北は、流域関連公共下水道として【加古川下流処理区】があり、合計で4つの処理区で区分されています。

 

市内の処理場は2箇所

 高砂市処理区内の汚水は高砂浄化センターで、伊保処理区の汚水は伊保浄化センターできれいな水に処理されます。

 

その他の処理場は2箇所

 北浜処理区の汚水は、姫路市との広域処理のため姫路市大塩終末処理場で処理されています。

 また、新幹線以北の加古川下流処理区については、兵庫県と高砂市・加古川市・播磨町・稲美町の2市2町で費用負担して建設された加古川下流浄化センターで処理されています。

 

ポンプ場は9箇所

 高砂市の地形は、北部の山岳地帯を除き全体的に平坦であり、また雨水は放流先の河川が潮の影響を受けるため、ポンプ排水に依存しなければなりません。

  • 汚水中継ポンプ場・・・伊保中継ポンプ場、中筋中継ポンプ場
  • 汚水中継と雨水ポンプ場・・・沖浜ポンプ場、天川第2ポンプ場、藍屋町ポンプ場
  • 雨水ポンプ場・・・荒井ポンプ場、鹿島第2ポンプ場、島の川ポンプ場、天川ポンプ場

 

合流式の区域が一部ある

 計画区域の大部分は分流式で整備を進めていますが、高砂の下水道の歴史は古く、当時は浸水防除を主な目的とした生活環境の改善であったため、旧市街地68ヘクタール(山陽電鉄高砂駅南部)はすでに合流式で下水道整備が行われています。