高砂市史第二巻「通史編 近世」

高砂市史第二巻「通史編 近世」(第四回配本)

◇特徴◇

 第四回配本の第二巻は、江戸時代の高砂市域がどのような状況にあったのかを史料にもとづき、領主支配・経済・文化などについて考察したものです。
 近世の高砂には、加古川舟運と海運を結ぶ湊があり、入浜式塩田による塩の生産、特産の竜山石や木綿がありました。物資
が集まり人も集まることで経済・文化の交流が生まれ、まちを豊かにそして華やかにしていきました。
 
本巻は各専門分野の執筆者により、この時期の高砂を日本史研究の一つとしてとらえ著述したものです。 

◇内容◇

A5判 本文930ページ 全5章

第一章 近世前期の高砂市域
 第一節 姫路藩の成立と高砂
 第二節 播磨国分割支配と姫路藩政の推移
 第三節 幕府・諸領主の支配 
 第四節 都市としての高砂の成立

第二章 近世中期の高砂市域
 第一節 新村の開発と争論
 第二節 寛延一揆と酒井家の支配
 第三節 酒井時代の年貢制度と年貢米流通 
 第四節 一橋家領と福本池田家領の支配

第三章 高砂市域の生産・流通・消費
 第一節 農業生産と商品作物
 第二節 木綿流通と藩専売制
 第三節 竜山石の生産と流通
 第四節 漁業と魚の流通
 第五節 塩浜と塩の流通
 第六節 ふねが結ぶ世界
 第七節 高砂市域の商業と商人
 第八節 名所としての高砂
 第九節 高砂市域の暮らし

第四章 高砂市域の文化
 第一節 高砂市域の寺社
 第二節 高砂市域の学芸と教育
 第三節 能「高砂」と近世文化
 第四節 高砂市域の文芸
 第五節 高砂市域の絵画と彫刻
 第六節 高砂市域の芸能興行 

第五章 近世後期の高砂市域
 第一節 東播五郡集会と高砂
 第二節 天保加古川筋大一揆
 第三節 幕末維新期の姫路藩
 第四節 幕末維新期の一橋家領と福本池田家領の支配

付図 
    江戸時代の旅と交通に関する参考図

◇執筆者◇

今井修平(神戸女子大学教授)
中川すがね(甲子園大学准教授)
本城正徳(元奈良教育大学教授)
澤  博勝(福井県立歴史博物館主任学芸員)
大谷節子(神戸女子大学教授)
宮本佳典(加古川市教育委員会文化財調査研究センター学芸員)
山中浩之(大阪府立大学教授)
富田志津子(姫路獨協大学教授)

監修
今井修平(神戸女子大学教授)